胚盤胞

桑実胚となったら、今度は、その実の中に腔胞を作り出します。胎児になる部分と、胎盤になる部分が分かれてきて、胚盤胞というかたちになるためです。

腔胞はどんどん大きくなって行き、胚盤胞自体が膨らんで行って、元の大きさの2倍くらいになります。大きくなる時は、胚はいったん収縮して、勢いをつけるように、殻の部分にあたる透明帯を、"えいやっ"と押し広げながら大きくなって行きます。

この、収縮と拡張を繰り返しながら、孵化(着床の準備)に備えるのです。

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