新年明けましておめでとうございます。今年もより多くの患者様の笑顔が見られるよう、培養室一同努めてまいります。

さて、今回は胚の評価法について少しふれてみたいと思います。採卵して得られた卵子が受精、分割の過程を経て胚に成長すると、グレードというものを付けて胚の評価をしています。初期胚、胚盤胞それぞれグレードを付けていますが、今回は初期胚のグレードの付け方をご紹介したいと思います。

当院ではVeeck分類の変法を用い、形態的特徴に発育速度を加味しています。

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基準を4細胞期胚とし、割球の均一性、フラグメンテーション(胚の発生過程で、割球の細胞質が不均等に小さく断片化したもの)の量、さらに分割スピードを加味して評価しています。4細胞期胚でフラグメンテ−ションがない場合はグレード1となり、フラグメンテーションの量が増えるにつれてグレードは下がっていきます。また割球に大小不同や空砲があったりすると1ランク下がります。さらに分割スピードも加味するので4細胞期胚より分割スピードが速かったり、遅かったりすると1ランク下がります。例えば4細胞期胚、フラグメンテーションの量110%、割球に大小不同ありの場合はグレード3になります。

いかがでしょうか?採卵をして移植または凍結保存された方は私の胚はどういう状態なのか?グレードは?妊娠の期待度は?...とても気になるところですよね。たしかにグレードが高い胚の方が妊娠の期待度は高くなりますが、形態的評価のみでは胚の質の評価に限界があります。胚のグレードは参考程度に、まずはご自身の胚の力を信じてあげてほしいと思います。

今年は冬の訪れが早いですね。
先週は積雪もありました。めっきり寒くなり苦手な季節の到来です。

いよいよ今年もあと僅かになってきました。
先日はお正月のアレンジフラワー教室があり参加してきました。
すごくかわいくできました。どうでしょう?
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62回日本生殖医学会が山口県下関市の海峡メッセ下関で行われ、参加してきました。今回の学会のテーマは「生殖医療の潮流を読み解き、幸多き未来へ」ということで、様々な発表や講演が行われました。

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当院からも以下の研究結果を発表してきました。

    単一胚移植により発生した双胎妊娠の検討

    媒精方法が胚盤胞発生に与える影響


簡単に内容を説明すると...

    は1つの胚しか移植していないが、双子になった症例について調べ、体外受精が双胎発生に関与している傾向が見られなかったという発表です。

    は媒精方法(顕微受精と通常の体外受精)の違いが年齢によっては胚盤胞の発生に影響していたという発表です。


今回の学会で聞いて学んできたことを生かし、皆で共有し、より良い治療を提供させていただけるように培養室一同頑張りたいと思います。

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写真は関門海峡です。向こう岸にはなんと福岡県が見えます!

地図で見るほど距離がないように感じます。

さらに、この近くには歩いて福岡県に行けるトンネルもあるので、また下関に行く機会があれば、歩いて九州まで行ってみたいです。

今年も残すところあとひと月となりました。

 

最近はテレビをつけても、新聞を開いても、大相撲の話題ばかりですが・・・・

12月は意外とスポーツの大会が盛んな時期でもあります。

・福岡国際マラソン (あの公務員ランナーも参加)

・FIFAクラブワールドカップサッカー (日本からは浦和レッズがでます)

・甲子園ボウル (アメリカンフットボール))

・全国高等学校駅伝競走大会  (未来のマラソンランナー)

・有馬記念 (サブちゃん所有馬の最終ラン)

・全日本フィギアスケート選手権   などなど・・・

外は寒い時期ではありますが、競技する選手からは熱い情熱をいただけますよね!

お忙しい合間のスポーツ観戦も是非。

 

さて、小生にはもう一つの観戦!? が・・・・

事務室の横の中庭に芽を出してくれた 「松」

今年の秋口に現れ順調に育っております。

北陸の寒い冬を乗り越え、たくましく成長していく姿を日々楽しみに、

今年の残りを過ごしてまいります。

 

みなさまもお身体ご自愛の上、充実した日々を過ごされますように !! 松.jpg

今朝の出勤時、久しぶりに虹を見ました
写真を撮っている間にもみるみる薄れていきましたが・・・
かすかに見えるでしょうか

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大人になっても虹を見るとワクワクします


今年の新年会の景品でいただいたペアチケットで、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってきました。
     
テーマパークが大好きなので、すごく嬉しかったです。

おかげさまで、天気にも恵まれ よく晴れてポカポカした
秋の行楽日和だったので、たくさんのアトラクションが楽しめました。
     
ショーやパレードも楽しいですが、絶叫系が好きな私の今の一押しは
ザ・フライング・ダイナソーです。うつ伏せで背中からぶら下がった
状態でのコースターは怖かったですよ。皆さまも体験されては
いかがですか!
     
機会があれば私もまた是非行きたいと思いました。




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湖面に映ったホグワーツ城↑


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11月は旧暦で「霜月」・・・

文字通り霜が降る月という意味なのでしょが、

まさに朝晩の冷え込みは、厳しくなってきましたね。

 

一方で木々の紅葉が進む時期でもあります。

小松市内も、市役所前から小松高校にかけて色鮮やかです。

 

あっという間に寒い冬がやってきて、今年もあとわずかになりますが、

みなさん お身体にはご自愛の上、充実した日々を過ごされますように !

 

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余談ですが・・・・

11月1日は「寿司の日」というのをご存じですか?

歴史は古く1961年に制定、歌舞伎の演目「義経千本桜」の物語に由来しているそうです。

今回は以前、胚の凍結についてのお話をさせて頂いたので胚の融解についてのお話です。

凍結胚の融解は当院では移植当日の朝に行っています。または、発生が遅れている胚の場合はその遅れを取り戻すために予め前日に行います。

 凍結された胚を融解する場合、−20〜−80℃の間の温度で氷の結晶が出来やすくなります。そのため、凍結胚の融解を行う時はさらに急速な加温が必要になります。そこで、当院で行っている方法では37℃に温めた融解液で加温することにで、+4,3000/分の急速な加温を可能にし、胚の物理的損傷を防いでいます。

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また、融解後の胚は内部に凍結の時に使用した凍結保護物質が残っているためそれを取り除かなければなりません。その際、浸透圧の濃度の低い方から濃度の高い方へ保護物質が移動する現象を利用して取り除きます。しかし胚を取り囲んでいる細胞膜は急激な体積の変化に弱く急に浸透圧が変化すると構造を維持できなくなります。そこで、段階的に希釈した希釈液を利用して少しずつ取り除き、細胞の急激な体積変化を抑えながら希釈、除去を行い細胞膜の損傷を防いでいます。

 以上のような行程を経て凍結されていた胚はついに移植を迎えることができます。



10月に入り暑い日もありましたが
段々と秋らしくなってきましたね。

ある日の午後、空にはうろこ雲
吹く風も爽やかに感じます。

当院最寄り駅、小松。

ライトアップしたと聞いて行ってみました。
そこそこきれいと思いました。

今年は小松イオンもオープンしたりと
賑わっています。

                 
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クリニックの窓からの光景です。ブルーインパルスではなく白鷺?かは、不明ですが・・・

白鷺とはコウノトリ目サギ科のうち、ほぼ全身が白いサギ類の総称です。

ところで、コウノトリ(シュバコウ)が赤ちゃんを運んでくるという、言い伝えが諸説あります。この話は、ドイツ発祥のもので、昔とある村の家の煙突に巣を造り始めたシュバコウを家人が見て、煙突を使わないように心遣いをした家にヒナが孵ったというお話です。

日本ではコウノトリと呼ばれているのは、「幸の鳥」と読めるからなのではないかという説もあります。


肌寒い季節になりましたが、どうぞお身体ご自愛ください。





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